第 7 回連続市民講座を開催
2025年12月15日 万博体育app_万博体育彩票【投注官网】
令和 7 年 11 月 15 日(土)、田中健史朗教育学域准教授を講師として、「いま学校で何が起きているのか~過去最多となった不登校といじめ~」と題した第 7 回連続市民講座を甲府西キャンパスにて開講し、約 50 名が参加しました。
講義では、田中准教授から令和 6 年度の「児童生徒の問題行動?不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の結果から、不登校児童生徒数およびいじめの認知件数が過去最多となったことが報告され、いま学校で何が起きているのか、心理学研究のエビデンス(科学的根拠)を紹介しながら、子どもや学校の変化について解説がありました。
田中准教授は、「現代の子どもたちは頑張っている。保護者や地域がそれを認めてあげてほしい」「学校に行けなくても外部との交流の機会を作ったり、問題が大きくなる前に当事者以外を含めたみんなで考える修復的対話の機会に変えてほしい」「学校の教育だけに頼らない教育の形ができればいい」と述べました。
受講者からは、「いじめや現代の子どもたちに対する先入観に気づかされ、アップデートされた気持ちになった」「今の学校の様子や地域の人との関わりが必要なことがよく理解できた」など、受講者に合わせた話題やデータを提示した説明が分かりやすく、とても有益だったという意見が多く寄せられました。
11 月 15 日(土)開催講座のオンデマンド配信は約 1 カ月間視聴できます。
お申し込みはこちら→/social/378
次回は、12 月 20 日(土)に工学域の稲垣有弥特任助教を講師に「脱炭素社会に向けた水素の最前線~山梨の産学官連携における挑戦~」を開講します。是非ご参加下さい。
連続市民講座のお知らせ(/social/378)
- 講師の田中准教授
- 講義の様子



